甘酒の魅力と奥多摩の酒粕

こんにちは!板橋区志村坂上駅徒歩圏内、さやの湯処さんからすぐの整体、アトリエ整骨院の原島です。

甘酒(あまざけ)をご存知でしょうか?

甘酒(あまざけ)は、日本の伝統的な飲み物であり、健康や美容に良いとされる多くの栄養素を含んでいます。その甘酒には、米麹から作られるものと酒粕から作られるものの2種類があり、それぞれ異なる製法と特徴を持っています。

さて、私の実家がある東京の西に位置する奥多摩町。山々に囲まれたこの土地では、父が今でも商店を営んでいます。その商店では、地元の名酒「澤乃井」をはじめとする地酒を取り扱っており、冬になると日本酒を絞った後の酒粕が店頭に並びます。この酒粕を使って、石油ストーブの上に大きな鍋でたっぷりと甘酒を作るのが、冬の風物詩でした。

私自身も、大人になるまで甘酒といえば「酒粕」から作るものしか知りませんでした。酒粕以外の甘酒があると知ったときは、とても驚いたものです。

先日帰省した際、父から酒粕をお土産に持たされました。その際のやりとりがこちらです。

:「随分と重いけれど、キロいくらなの?」
:「650円」

正直、めちゃくちゃ安いです! スーパーで売られている酒粕は300グラムでそれくらい、もしくはそれ以上の価格ではないでしょうか。

もし奥多摩にドライブや観光で訪れる機会があれば、ニジマス釣りや釜めしを楽しむのもおすすめです。大丹波国際ニジマス釣り場釜めしなかい」(タップするとそれぞれのホームページに移動します。)といったスポットを訪れる際は、ぜひその間にある父の実家「原島商店」にもお立ち寄りください。

3月頃までの期間限定で酒粕が販売されていますが、在庫状況を事前に確認することをお勧めします。

原島商店
電話番号:03-6279-8183

甘酒の種類

  1. 米麹甘酒
    • 特徴: 米麹を発酵させて作る甘酒で、砂糖を加えずに自然な甘さがあります。
    • 成分: 豊富なビタミンB群、アミノ酸、酵素が含まれ、飲む点滴とも呼ばれるほど栄養価が高いです。
    • アルコール: 含まれていません(ノンアルコール)。
    • 用途: 健康や美容目的で愛飲され、子供や妊婦も安心して飲めます。
  2. 酒粕甘酒
    • 特徴: 日本酒の製造過程でできる酒粕を使った甘酒で、砂糖や水を加えて作ります。
    • 成分: 米麹甘酒と比較してアルコール分が少し含まれることがありますが、栄養価は高いです。
    • アルコール: 少量含まれることが多い(微量アルコール)。
    • 用途: 日本酒の風味が好きな方や、温めてリラックスしたいときに最適です。

甘酒の健康効果

  1. 栄養補給
    • 甘酒は「飲む点滴」とも言われるほど、アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富。疲労回復や免疫力向上に役立ちます。
  2. 腸内環境の改善
    • 食物繊維やオリゴ糖が含まれており、善玉菌を増やすことで腸内環境を整える効果があります。
  3. 美容効果
    • 美肌成分であるビタミンB群やフェルラ酸が含まれ、肌のターンオーバーを促進します。
  4. 体温アップ
    • 温かい甘酒を飲むことで体が温まり、冷え性対策に役立ちます。

甘酒の栄養成分について、米麹甘酒と酒粕甘酒のそれぞれの特徴を踏まえて詳しく解説します。

米麹甘酒の栄養成分

米麹甘酒は砂糖を使わずに自然な甘さを生み出す発酵食品で、多くの健康成分を含みます。

主な栄養素

  1. ビタミンB群
    • ビタミンB1: エネルギー代謝を助け、疲労回復に効果的。
    • ビタミンB2: 皮膚や粘膜の健康を保つ。
    • ナイアシン(B3): 血行を促進し、代謝をサポート。
    • ビタミンB6: タンパク質代謝を助け、免疫力を向上。
  2. アミノ酸
    • 人体では作れない必須アミノ酸を含み、筋肉の修復や成長を促進。
    • トリプトファンが多く含まれ、セロトニンの生成を助けるため、リラックス効果や睡眠改善に役立つ。
  3. 酵素
    • 代謝を助ける多種多様な酵素が含まれ、消化吸収を促進。
  4. ブドウ糖
    • 消化吸収が早く、即効性のあるエネルギー源。疲れたときや運動後に最適。
  5. オリゴ糖
    • 腸内の善玉菌(特にビフィズス菌)のエサとなり、腸内環境を整える。
  6. 食物繊維
    • 腸内の老廃物を排出するデトックス効果がある。
  7. フェルラ酸
    • 抗酸化作用があり、シミやくすみを予防し、アンチエイジングに効果的。
  8. ミネラル
    • カリウム: 体内の余分な塩分を排出し、むくみを軽減。
    • マグネシウム: 骨の健康を維持し、筋肉の収縮を助ける。

酒粕甘酒の栄養成分

酒粕甘酒は日本酒の製造過程で得られる酒粕を使用しており、栄養価も高いですが、米麹甘酒とは少し異なります。

主な栄養素

  1. タンパク質
    • 酒粕由来の良質な植物性タンパク質を含む。
  2. 食物繊維
    • 便通を改善し、腸内の老廃物を排出。
  3. アミノ酸
    • グルタミン酸など、旨味成分でもあるアミノ酸が豊富。これがコクのある味わいを生む。
  4. アルコール
    • 酒粕甘酒には微量のアルコールが含まれていることがあります。量は市販品や作り方によりますが、1%以下が一般的です。
  5. ビタミンB群
    • 米麹甘酒ほどの量ではありませんが、代謝促進や疲労回復に役立つ。
  6. 葉酸
    • 妊娠中の女性にも重要な栄養素。細胞の成長を助ける。
  7. ペプチド
    • 血圧を下げる効果があるとされる成分が含まれる。

甘酒のカロリーと栄養素(100mlあたりの目安)

種類 カロリー タンパク質 炭水化物 脂質 ビタミンB群 食物繊維 アミノ酸 アルコール
米麹甘酒 80 kcal 1 g 18 g 0 g 多い 多い 多い 0%
酒粕甘酒 90 kcal 2 g 15 g 0 g 少し多い 多い 普通 1%以下

甘酒の摂取量の目安

1日100〜200ml程度が適量です。飲みすぎると糖質過多になる可能性があるため、バランスを考慮してください。

甘酒は、健康や美容のサポートとして非常に優れた飲み物です。特に冬の冷え性対策や夏バテ予防に活用すると効果的です。

甘酒は、その種類や特性によっておすすめできる人が異なります。以下に「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」のそれぞれに向いている人を詳しく説明します。

米麹甘酒がおすすめの人

  1. 健康を意識する人
    • 自然な甘さで砂糖不使用のため、健康志向の方に最適。
    • 栄養価が高く、「飲む点滴」として日常的な栄養補給におすすめ。
  2. 疲れやすい人
    • ブドウ糖が即効性のあるエネルギー源として疲労回復をサポート。
    • ビタミンB群やアミノ酸が代謝を高め、体調を整えます。
  3. 腸内環境を整えたい人
    • オリゴ糖や食物繊維が含まれており、便秘や腸内フローラの乱れが気になる方に。
  4. 冷え性の女性や妊婦
    • 体を温める作用があるため、冷え性改善に役立ちます。
    • ノンアルコールで安全なため、妊婦さんや授乳中の方でも安心して飲めます。
  5. 美容を意識する人
    • ビタミンB群やフェルラ酸が美肌をサポートし、アンチエイジング効果が期待されます。
  6. 睡眠の質を向上させたい人
    • アミノ酸の一種であるトリプトファンが含まれており、リラックス効果を高めて睡眠の質を向上させます。

酒粕甘酒がおすすめの人

  1. 日本酒の風味が好きな人
    • 日本酒に似た独特の香りと風味があり、酒粕の味わいを楽しみたい方に。
  2. リラックスしたい人
    • 微量のアルコールがリラックス効果をもたらすため、仕事後やストレス解消に。
  3. 高血圧が気になる人
    • 酒粕に含まれるペプチドが血圧を下げる効果が期待されるため、高血圧予防を目指す方におすすめ。
  4. 栄養を効率よく摂りたい人
    • ビタミンB群や葉酸、ペプチドを含み、栄養を効率よく摂取したい方に。
  5. 温かい飲み物で体を温めたい人
    • 酒粕甘酒はホットで飲むと体が温まり、冬場の冷え対策に最適。
  6. 食べ物や飲み物にアレンジしたい人
    • スイーツや料理の材料として使用すると、日本酒の香りをプラスでき、料理の幅を広げます。

どちらの甘酒もおすすめの人

  1. 季節の変わり目に体調を崩しやすい人
    • 栄養価が高く、免疫力をサポートするため、季節の変わり目に風邪を引きやすい方に。
  2. ダイエット中の人
    • 低脂質で満足感が得られるため、甘いものが欲しいときに最適。
  3. 子供や高齢者
    • 米麹甘酒は消化に良い栄養が多く含まれるため、成長期の子供や高齢者にも適しています(酒粕甘酒はアルコールが含まれる場合があるため注意が必要)。

    甘酒の飲み方

    • ホットで楽しむ: 冷え性対策やリラックスに。
    • 冷やして飲む: 夏の暑い時期にも適しています。
    • アレンジ: スムージーやスイーツの甘味料としても使用可能。

    注意点

    • 市販の甘酒には砂糖や添加物が含まれているものもあるため、購入時には成分表示を確認しましょう。
    • 酒粕甘酒はアルコールが含まれる可能性があるため、子供や妊婦には米麹甘酒が推奨されます。
    • 糖質制限中の人: 甘酒は糖質が高めなので、摂取量をコントロールする必要があります。
    • 酒粕甘酒とアルコール: 酒粕甘酒は微量でもアルコールを含むため、妊婦や運転前には避けるべきです。

      甘酒は、健康や美容を気にする多くの人におすすめできる飲み物です。用途やライフスタイルに合わせて「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」を選んでみてください!

      甘酒は一年を通して楽しめる健康的な飲み物です。どちらのタイプを選ぶかは目的や好みによりますが、自家製で作るのもおすすめですよ!

      まとめ

      【こんなお悩みの方はぜひアトリエ整骨院へ!】

      冷え性や体調不良についてのご相談も承っております。
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      今年も皆様の健康をサポートできるよう、精進してまいります!

      ※予定表なので、変更する可能性もあります。

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