頂いた手作り梅干し|板橋の整体アトリエ整骨院

先日、患者さんから手作りの梅干しと「ゆかり」をいただきました。梅干しもゆかりも、昔から日本の食卓にある、とても身近な食品ですよね。

あらためて手に取ってみると、「そういえば梅干しって、身体にどんな良いところがあるんだろう?」と気になってきました。普段なにげなく食べているものでも、調べてみると「昔の人はよく考えていたな」と感じる食品がたくさんあります。

今回は、いただいた手作りの梅干しとゆかりをきっかけに、含まれている栄養素や身体との関わりについて、板橋区前野町のアトリエ整骨院・原島が考えてみたいと思います。

患者さんからいただいた手作りの梅干しとゆかり|板橋区アトリエ整骨院

梅干しといえば、やっぱり「酸っぱい」

梅干しの特徴といえば、何といってもあの酸っぱさ。この酸味のもとになっているのが、クエン酸やリンゴ酸などの「有機酸」です。

梅には、これらの有機酸に加えて、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも含まれています。なかでもクエン酸は、私たちの身体のエネルギー代謝にも関係する成分。そのため梅干しは、昔から「疲れたときに食べるもの」というイメージを持たれてきました。

ただし、「梅干しを食べれば疲労が一気に回復する」というほど単純なものではありません。あくまでも、普段の食事の中で上手に取り入れたい食品のひとつ、という位置づけで考えるのがよさそうです。

エネルギー代謝に関わる「クエン酸」

梅干しを語るうえで外せないのがクエン酸です。クエン酸は、身体がエネルギーを作り出す仕組みに関わっています。

私たちは、食べ物から摂った糖質や脂質などを使ってエネルギーを作っていますが、その過程でクエン酸が関わる代謝経路が働いています。とはいえ、「クエン酸を摂れば疲れが全部なくなる」というわけではありません。

疲労には、睡眠不足、栄養不足、運動不足、運動のしすぎ、ストレスなど、さまざまな原因があります。それでも、毎日の食事から身体の働きを支える栄養素を摂ることは大切で、梅干しはその中で取り入れやすい食品のひとつですね。

カリウム・マグネシウムなどのミネラルも

梅には、有機酸だけでなく、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも含まれています。カリウムは、体内のナトリウムとのバランスや、正常な神経・筋肉の働きなどに関係するミネラルです。マグネシウムも、筋肉や神経の正常な働きなど、身体のさまざまな機能に関わっています。

身体を動かすためには、筋肉だけを考えればよいわけではありません。神経、血液、エネルギー代謝、ミネラルなど、いろいろなものが関係しています。

「調子が悪いから、この栄養素だけ摂ればいい」という考え方ではなく、普段の食事全体を見ることが大切だと感じます。

「ゆかり」も、実はおもしろい食品

今回いっしょにいただいた「ゆかり」。ご飯にかけると、それだけでおいしいですよね。

ゆかりの主な原料は赤しそです。赤しそには、ポリフェノールの一種であるロスマリン酸などの成分が含まれています。また、あの特徴的な赤い色には、アントシアニン系の色素が関係しています。

赤しそを梅干し作りに使うと、梅酢と赤しその組み合わせによって、あの鮮やかな赤色になります。「梅」と「赤しそ」。昔ながらの食品には、素材の特徴を生かした組み合わせがたくさんありますね。

赤しそで漬けた手作りの梅干し|板橋区前野町アトリエ整骨院

梅干しは「保存食」という大きな知恵

梅干しの魅力は、栄養素だけではありません。むしろ、昔の人にとって非常に重要だったのが「長く保存できる」ということです。

冷蔵庫も冷凍庫もなかった時代。食べ物を長く保存することは、今よりずっと大きな意味を持っていました。梅を塩漬けにして、赤しそを加えて、天日に干す。こうして作られた梅干しは、日本の食文化を支えてきた保存食のひとつです。

「腐らせないためにどうするか」「長く食べるにはどうするか」——そんな昔の人の知恵が、梅干しという形で今に残っているんですね。

夏に梅干しが食べたくなる理由

梅干しというと、夏のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

暑い時期は汗をかきます。汗をかけば、水分だけでなくナトリウムなどの電解質も失われます。さらに、暑さで食欲が落ちて、「そうめんだけ」「冷たい麺だけ」という食事になってしまうこともありますよね。

そんなとき、梅干しの酸味は食事の良いアクセントになります。ご飯に添えたり、梅肉を料理に使ったりすることで、暑い時期でも食事を楽しみやすくなります。ただ、ここで一つだけ気をつけたいのが「塩分」です。

「身体にいいから何個でも」ではありません

梅干しには塩分が含まれています。文部科学省の食品成分データベースでは、塩漬けの梅干し100gあたりの食塩相当量は18.2gとされています。

もちろん、実際に食べる量は100gよりずっと少ないですが、それでも梅干しが「塩分の多い食品」であることは、覚えておきたいところです。

塩分について、ひとつだけ

「身体にいいから、たくさん食べよう」ではなく、「少量を上手に食事へ取り入れる」という考え方がおすすめです。特に血圧や塩分摂取について医師から指導を受けている方は、食べる量をあらかじめ確認しておきましょう。健康のために食べるものが、摂りすぎでかえって負担になっては本末転倒ですからね。

身体を整えるのは、特別な食品だけではない

整骨院で身体の相談を受けていると、「何を食べれば健康になりますか?」と聞かれることがあります。

もちろん栄養は大切です。けれども私は、「これを食べれば健康になる」という食品はない、と思っています。身体は、いろいろな要素から作られているからです。

身体をつくっている、いろいろな要素

  • 食事
  • 睡眠
  • 運動
  • 姿勢・身体の使い方
  • ストレス・休養

たとえば、どれだけ栄養のあるものを食べても、毎日睡眠不足では身体は休まりません。逆に、運動をがんばっていても、食事が極端に偏っていれば、身体を作る材料が足りなくなってしまいます。

大切なのは「何かひとつをがんばる」ことではなく、毎日の生活を少しずつ整えていくこと。いただいた梅干しを眺めながら、そんなことをあらためて考えました。

手作りだからこそ感じる「食」のありがたさ

今回いただいた梅干しは手作り。スーパーで購入する梅干しとは、また違ったありがたさがあります。

材料の青梅と赤しそはスーパーで購入されたそうですが、そこから塩漬けにして、赤しそを加えて、天日に干して……と、仕込みはすべて手作業。実際に作るとなると、かなりの手間がかかります。だからこそ、いただいた一粒を食べるだけでも、「これを作るのに、どれだけ手をかけたんだろう」と考えてしまいます。

健康というと、サプリメントや高価な健康食品に目が向きがちです。でも、毎日のご飯をしっかり食べる。旬のものを食べる。いろいろな食品を組み合わせる。そして身体をきちんと休ませる。こうした当たり前の積み重ねも、身体を整えるうえではとても大切だと感じます。

梅干しを「薬」にしない

梅干しには、クエン酸などの有機酸やミネラル、赤しそ由来の成分など、さまざまな特徴があります。それでも、梅干しは薬ではありません。

「梅干しを食べれば肩こりが治る」「梅干しを食べれば疲れがなくなる」「梅干しだけで健康になれる」——そういうものではないんですね。身体の調子を整えるには、食事だけでなく、睡眠や運動、身体の使い方までを含めて考える必要があります。

アトリエ整骨院でも、施術だけでなく、「普段どんな身体の使い方をしているのか」「どんな生活を送っているのか」「自分で身体をケアするにはどうしたらいいのか」というところまで、一緒に考えることを大切にしています。

いただいた梅干し、ありがたくいただきます

今回いただいた手作りの梅干しとゆかり。せっかくなので、毎日の食事に少しずついただこうと思います。

梅干しを見ているだけで、「昔の人は、身近な食材を上手に保存して、身体に必要なものを食事から摂っていたんだな」と感じます。健康のために特別なことを始めるのも、もちろんいい。でも、その前に——きちんと食べる。きちんと寝る。適度に身体を動かす。そして、自分の身体の変化に気づく。そんな基本を大切にしたいですね。

手作りの梅干しをくださったIさん、本当にありがとうございました。美味しくいただきます。
umeboshi-yukari-nutrition

参考にしたい栄養のポイント

梅には、クエン酸・リンゴ酸などの有機酸や、カリウム・マグネシウムなどのミネラルが含まれています。

一方で、梅干しは塩分を多く含む食品でもあります。

「身体に良いからたくさん食べる」のではなく、普段の食事の中で適量を楽しむことが大切です。

※本記事は梅干しの栄養や食文化について紹介するものであり、特定の疾病の治療や予防を目的としたものではありません。塩分摂取などについて指導を受けている方は、かかりつけの医師にご相談ください。

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巻き爪専用ダイヤル:070-8404-7476
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土曜日   9:00〜20:00
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祝日    時間不定(営業カレンダーをご確認ください)
※完全予約制
定休日 火曜日・水曜日・年末年始
施術者 原島 勇人(柔道整復師/国家資格)
臨床20年・約90,000症例
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駐輪場 自転車・バイクは院前にお停めいただけます。

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  • :10:00〜16:30
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  • 祝日:変動制

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