趣味がオーディオのあなたへ ~加齢による高音域の聞こえにくさと向き合う~

こんにちは!アトリエ整骨院の原島です。

本題の前に、僕が初めて音楽を聴き始めたのは、高校一年生のとき。ちょうどCD全盛期で、今のようにスマホアプリで手軽に聴くのではなく、CDをカセットテープに録音し、自分なりの選曲を楽しんでいました。カセットテープも奥が深く、メーカーごとの違いや、ハイポジションやメタルといったグレードごとの音質の違いにこだわるのも楽しかったものです。

当時はCDラジカセが主流でしたが、やがてミニコンポが流行。そんな中、従兄弟の影響で「バラコンポ」に興味を持ちました。CDプレーヤーはYAMAHA、アンプはSANSUI、スピーカーはDIATONEと、好きな機材を組み合わせるスタイルです。今思えば、高校生にしてはかなり奮発し、お小遣いやお年玉をすべてつぎ込んでいました。

当院に通われている方でご興味のある方しか気が付いていませんが、施術室に置いてあり、未だに現役で音が出ております。(2025年3月現在で51歳なので、35年経過しています。)

スピーカーのエッジが動くことで音を前に飛ばすのですが、このエッジも経年劣化で硬くなってきます。SNSやネットから補修の情報を得て、ホームセンターに行きましたが、在庫がなく、代用品(シリコンスプレー)で事なきを得ました。経年変化でメンテナンスが必要となるのは人間と同じですね。

趣味がオーディオのあなたへ ~加齢による高音域の聞こえにくさと向き合う~

1. 年齢とともに変わる「聴こえ」

「昔はもっとクリアに聴こえていたのに…」そんな風に感じたことはありませんか?

朝起きた時、高音域がこもって聞こえることがある。しばらくすると戻るものの、以前と比べると確実に聴こえ方が変わっている――これは加齢に伴う聴覚の変化のひとつです。特に高音域(13kHz以上)が聞こえにくくなるのは、多くの人が経験すること。

これは、内耳の有毛細胞が年齢とともに劣化することや、血流不足による酸素供給の低下が影響していると考えられています。

2. スーパーツィーターで音楽を楽しむ工夫

そんな中、スーパーツィーターを導入することで、音の広がりや高音域の豊かさを補う工夫をしている方も多いのではないでしょうか?

Lupinus AudioのAMT-TP2を導入したことで、高音域がよりクリアに感じられるようになったという話をよく聞きます。しかし、それも朝の「耳のこもり」が解消されてからのこと。

高音域を豊かにするツールを使っても、聴覚そのものが衰えてしまうと、本来の音を楽しむのが難しくなってしまうのです。

3. 加齢による高音域の聴力低下とは?

人間の耳は、年齢とともに高音域(特に15kHz以上)の感度が低下する傾向があります。これは加齢性難聴(プレズビアクシス)と呼ばれ、特に高齢になると10kHz以上の音を聞き取るのが難しくなります。

4. スーパーツィーターの効果とは?

スーパーツィーターは、通常のツィーターでは再生できない超高音域(20kHz以上、場合によっては50kHz以上)を再生するためのスピーカーです。では、高音が聞こえにくくなった人にも効果があるのでしょうか?

1. 聴こえなくても「体感」できる可能性

超高音域の音は耳で直接聞こえなくても、空気の振動や皮膚感覚、骨伝導を通じて脳に影響を与える可能性があります。特に、スーパーツィーターが出す音の振動が、聴神経や脳の活性化に寄与するという説もあります。

2. 可聴域への間接的な影響

超高音域の倍音成分が、可聴域の音質向上に貢献することが知られています。例えば、楽器のハーモニクスや空間表現がよりリアルになり、結果として「聞こえやすくなった」と感じることがあります。

3. 脳の認識力向上

高音域の刺激が脳の聴覚処理能力に影響を与え、結果的に聞き取りやすさが改善される可能性があります。特に、音楽をより自然に感じることで聴覚の補完が行われるという説があります。

5. 水素ガス吸入は聴覚ケアに有効か?

では、加齢による聴力の低下を防ぐために何ができるのでしょうか? そこで注目したいのが水素ガス吸入です。

水素ガス吸入には抗酸化作用があり、内耳の有毛細胞が酸化ストレスによってダメージを受けるのを防ぐ可能性があります。また、血流を改善する効果も期待できるため、耳周りの血流不足を補い、聴力の低下を遅らせることができるかもしれません。

実際に、突発性難聴や加齢性難聴の回復を目的とした研究も進められており、水素ガス吸入が聴覚の健康維持に寄与する可能性が示唆されています。

6. 耳の健康を保つためにできること

水素ガス吸入と併せて、日常的に取り入れたいケア方法もご紹介します。

耳周りのマッサージ

耳の後ろやこめかみを軽く揉むことで、血流を促進。

耳のストレッチ

耳を軽く引っ張る、回すなどの動作で筋肉をほぐす。

適度な運動

ウォーキングや軽いストレッチで全身の血流を改善。

温める

ホットタオルを耳の周りに当てることで血流アップ。

これらのケアを続けることで、聴覚の衰えを緩やかにし、より良い音を楽しめる環境を整えることができます。

まとめ:「今、聴こえる音を楽しむ」

スーパーツィーターは、加齢によって直接「聞こえなくなった高音を復活させる」ものではありません。しかし、

音の空間表現や倍音成分の向上によって「より自然な音」として認識しやすくなる

超高音の振動が体や脳に影響を与え、音楽の没入感を高める

結果的に「音が聞き取りやすくなった」と感じることがある

といった理由で、聴覚の衰えを感じる人にも有効である可能性があります。

加齢による聴覚の変化は避けられません。しかし、それを悲観するのではなく、今の自分の耳で楽しめる音を最大限に楽しむことが大切です。

水素ガス吸入を活用しながら、耳の血流を促し、スーパーツィーターなどのオーディオ機器を工夫することで、音楽の楽しみ方は広がります。

「昔はもっと聴こえていたのに」と嘆くのではなく、「今、この音を楽しもう」と前向きに向き合ってみませんか?

 水素ガス吸入(¥2,200/30分、別途チューブ代として550円)
→ 抗酸化作用で体内リフレッシュ、リラックス効果

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